サイトマップ RSS

加害者は生きるために良心を殺している ジョシュア・オッペンハイマー監督、アディ・ルクン 映画「ルック・オブ・サイレンス」 (1/4ページ)

2015.7.3 13:30

取材に応じたジョシュア・オッペンハイマー監督(左)とアディ・クルンさん=2015年6月2日、東京都渋谷区(高橋天地撮影)

取材に応じたジョシュア・オッペンハイマー監督(左)とアディ・クルンさん=2015年6月2日、東京都渋谷区(高橋天地撮影)【拡大】

  • 【メディアトリガーplus(試聴無料)】映画「ルック・オブ・サイレンス」(ジョシュア・オッペンハイマー監督)。7月4日公開(トランスフォーマー提供)。(C)Final_Cut_for_Real_Aps,Anonymous,Piraya_Film_AS,and_Making_Movies_Oy_2014

 少し気を緩めれば、あっという間に命を失ってしまう極めて危険な取材もいとわず、米国のジョシュア・オッペンハイマー監督(40)は民兵、マフィア、事件の犠牲者を10年以上にわたって追いかけ、彼らの社会との関わり方を映画というフィールドで検証してきた。

 罪を認めさせたい

 新作ドキュメンタリー「ルック・オブ・サイレンス」でカメラを向けたのは、1960年代のインドネシアで「共産主義者」とレッテルを貼られた100万人もの国民が問答無用で命を奪われた大虐殺の実行者たちだ。

 前作「アクト・オブ・キリング」の続編にあたる本作は、殺害の実行者たちに好き勝手に“武勇伝”を語らせる手法をとらず、兄を殺害された弟が殺害の実行者たちを訪ね、真相を語らせようという危険かつ挑戦的な内容だ。

 主人公は眼鏡技師のアディ・ルクン(47)。前作を見た彼は、兄をなぶり殺す様子を喜々として語る加害者たちのふてぶてしさに衝撃を受け、2012年にオッペンハイマー監督と接触。「彼らに何としても罪を認めさせたい。そうすることが、死んだ兄や、今も権力者の地位に就く彼らの存在におびえながら暮らしている母のためにもなる」と、自ら加害者のもとを訪れ、真相を問いただすことを提案し、「ルック・オブ・サイレンス」の企画が動き出した。

安保理の問題提起望む

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ