プロ津勝利を挙げた阪神・山本翔也(しょうや)=2015年7月4日、神奈川県横浜市中区の横浜スタジアム(納冨康撮影)【拡大】
プロ野球は4日、各地でデーゲーム3試合とナイター1試合を行い、阪神は、2年目の左腕で、プロ初先発となる山本翔也(しょうや)が5回6安打2失点で抑えるなどしてプロ初勝利を挙げた。チームは7-6でDeNAを下し、連敗を4で止め、勝率を5割に戻し首位に立った。
なお、オリックス-ソフトバンクは雨のために中止となり、広島-ヤクルトは、0-0の1回裏、降雨のため16分間の中断後ノーゲームとなった。
連敗ストップを託された重圧に耐え、必死に腕を振った。阪神の2年目、山本がプロ初先発で5回2失点と試合をつくり、プロ初勝利。再び単独首位に導き「ボールは悪かったけど、何とか気持ちで頑張りました」と喜びを爆発させた。
福井工大福井高から法大、社会人の王子を経てドラフト5位で入団した26歳。昨季は2試合、今季も1試合で中継ぎ登板しているが、初の先発に「緊張感があった」と言う。一回、先頭に安打を許したが、内角を強気に攻め、無得点に抑えて波に乗った。