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ラジオ復活 音楽に新たな波 「Apple Music」で新旧メディア融合 (1/3ページ)

2015.7.6 06:30

「アップル・ミュージック」の発表会で抱き合うアップルCEO(最高経営責任者)のティム・クック氏(右)と、ビーツの共同創業者、ジミー・アイオヴィン氏=2015年6月8日、米カリフォルニア州サンフランシスコ(AP)

「アップル・ミュージック」の発表会で抱き合うアップルCEO(最高経営責任者)のティム・クック氏(右)と、ビーツの共同創業者、ジミー・アイオヴィン氏=2015年6月8日、米カリフォルニア州サンフランシスコ(AP)【拡大】

 米アップルが開局したネットラジオ「ビーツ1」が注目を集めている。定額で音楽が聴き放題となるストリーミング方式のネット配信サービス「アップル・ミュージック」のメニューの一つとして開始。「iPhone(アイフォーン)」などアップルの端末で無料で聴くことができ、人気DJが24時間生放送で、流行を先取りする音楽を日本を含む約100カ国のリスナーに届けている。最先端のストリーミングと、昔懐かしい“オールドメディア”の代表であるラジオを融合させ、音楽のニューウエーブを起こそうというのがアップルの狙いだ。

 人気DJが「出合い」演出

 ビーツ1の放送は先月30日、米ロサンゼルス発の番組でスタート。アップルが2月に英BBC放送のラジオ局「Radio 1」から引き抜いた人気DJ、ゼイン・ロウさん(41)による、ヒップホップ界のカリスマ、エミネムさん(42)の独占インタビューがオンエアされた。

 局名には、アップルが昨年8月に約30億ドル(約3700億円)で買収した世界中で若者に人気の高級ヘッドホンメーカー、ビーツの名を使い、そのブランド力を最大限に活用している。

日本では月額980円

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