サイトマップ RSS

「沈黙」こそ、最も大切な要素 映画「サイの季節」 バフマン・ゴバディ監督インタビュー (1/5ページ)

2015.7.10 14:30

10年ぶりに来日したバフマン・ゴバディ監督は「年老いた女性を演じるモニカ・ベルッチの新境地を見てほしい」と語った=2015年6月4日、東京都渋谷区(高橋天地撮影)

10年ぶりに来日したバフマン・ゴバディ監督は「年老いた女性を演じるモニカ・ベルッチの新境地を見てほしい」と語った=2015年6月4日、東京都渋谷区(高橋天地撮影)【拡大】

  • 【メディアトリガーplus(試聴無料)】映画「サイの季節」(バフマン・ゴバディ監督)。7月11日公開(エスパース・サロウ提供)

 世界中の人の心を動かすとびっきり芸術的な作品を撮ろう-。写真に対して激しく燃やした若き日の執念が、独特な美しさを持つ数々の映画作品へと昇華された。

 政治的な事情から心ならずも故郷イランを離れた後、イラクのクルディスタン、トルコのイスタンブール、米ニューヨーク、仏パリと居を転々としながら映画撮影を続けてきたクルド人初の映画監督、バフマン・ゴバディ(46)の作風は、イラン革命を背景に愛欲と狂気に満ちた男女の三角関係を描いた新作ドラマ「サイの季節」でも変わらない。

 詩人の実体験ベースに

 本作は、クルド系イラン人の詩人、サデッグ・キャマンガールの実体験をベースに、ゴバディ監督が脚本を執筆した社会派ドラマ。イラン革命を背景に愛欲と狂気に満ちた男女の三角関係が描かれている。10年ぶりに来日したゴバディ監督はSANKEI EXPRESSの取材に「静かな仕上がりになったと思います。『沈黙』こそ、私がこの映画で最も大切にした要素なのです」と紹介した。

トルコ語、アラビア語、英語、フランス語

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ