日経平均株価は6月24日、取引時間中に2万900円台に乗せ、1996年12月以来、約18年半ぶりの高値をつけた=2015年、東京都中央区(早坂洋祐撮影)【拡大】
安倍政権の意向
市場運用の資産別収益は、国内株式が6兆9105億円、外国株式が4兆7863億円と大幅な黒字。外国債券は1兆8884億円、国内債券は1兆5957億円の黒字でともに堅調だった。
株式市場の活性化を狙った安倍政権の意向を受け、GPIFは昨年10月、積立金の投資配分の目安を定める資産構成割合を変更。それまでともに12%だった国内株式と外国株式の割合をそれぞれ25%に引き上げ、60%だった国内債券を35%にすると決めた。
GPIFは新たな構成割合に従い、徐々に国内債券の比率を減らし、株式を拡大。14年度中に約3兆9000億円を国内株式に投じた。
3月末の積立金全体の資産構成割合は、国内債券39.39%(前年同期53.43%)、国内株式22.00%(同15.88%)、外国株式20.89%(同15.03%)、外国債券12.63%(同10.66%)、短期資産5.08%(同5.00%)。