インディーズバンド、サチモス。(写真左から)TAIKING(G)、OK(D)、YONCE(Vo)、KCEE(DJ)、桜打泰平(support_Key_FromSANABAGUN)、HSU(B)=2015年5月3日(提供写真)【拡大】
「サウンドに関しては謙虚に自己主張というか。いろんなアイデアをコンパクトにまとめて最小公倍数で糸口を見つけることにみんな躍起になったりしています。僕は“バンドを偉大にさせるドラマーに共通することは何だろう”って考えたときに、彼らはうまい下手ではなく、リンゴ・スターのようにそのバンドのサウンドにさせる特異体質の性質を持っていたと思うんです。そういうドラマーになりたいし、このアルバムは“今のサチモスはこういう解釈だ”という、共通のキーワードとしてビートを入れているつもりです」(OK)
「全員プレー自体はシンプルに徹していながら、ビーチフラッグみたいにチャンスが来たら(自分の演奏で前に)出るところを伺ってる感じはありますね。特にライヴとか(笑)」(YONCE)
6人は地元の横浜や茅ケ崎で遊んできた仲間。歌詞も魅力的で、社会に対してはシニカルな視点を持ち、ラブソングはウイットに富むなど、粋な不良少年っぽさも感じさせる。