「花魁(おいらん)」(展示用非売品)。花魁が履いていたものではなく、花魁をイメージした。大門と呼ばれていた遊郭の正門を正面に大きな牡丹をあしらい、裏には丸い窓(張見世)から中の金魚(花魁)を覗くことができる=2015年6月17日(田中幸美撮影)【拡大】
夢は「ファッションショー」
転機は2008年に訪れた。作品が世界的デザイナーの森英恵さんの目にとまり、東京・表参道の森さんのオープンギャラリーに展示されたのだ。翌09年には水戸芸術館で開催された「手で創る-森英恵と若いアーティストたち」という企画展に参加。それを機に仕事をやめて下駄作り一本の生活になったという。「サンダルの代わりに洋服で気軽に下駄を履いてもらいたい。それを目指して洋服にも合うデザインを考えています」と鈴木さん。将来は「世界的に有名なファッションショーで私の下駄を使ってもらえたら」。夢は広がる。(田中幸美(さちみ)/SANKEI EXPRESS)
■「鈴木千恵アートな下駄作品展」 横浜高島屋の7階呉服売り場で7月31日(金)まで、ジェイアール名古屋タカシマヤの10階ゆかたフェスティバルでは7月22日(水)~27日(月)まで開催予定。