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「日本人でも金を取れる」 熱血漢が快挙 世界フェンシング 太田、初の世界一 (2/3ページ)

2015.7.18 08:00

男子フルーレ個人で優勝し、ガッツポーズを見せる太田雄貴=2015年7月16日、ロシア・首都モスクワ(ロイター)

男子フルーレ個人で優勝し、ガッツポーズを見せる太田雄貴=2015年7月16日、ロシア・首都モスクワ(ロイター)【拡大】

  • 男子フルーレ個人決勝でアレクサンダー・マシアラス(右)と対戦しポイントを挙げる太田雄貴=2015年7月16日、ロシア・首都モスクワ(AP)

 守りを怠らず、多彩な攻めも際立った。「試合の中でも、攻防を随所に変えることができたのが非常に良かった」と自賛する納得の戦いぶりだった。

 マシアラスとの決勝では7-2から連続して5点を許し、追い付かれた。それでも豊かな経験を誇る日本の第一人者は動じなかった。丹念に剣を出して確実にポイントを重ね、栄冠をたぐり寄せた。日本協会の江村宏二強化副本部長も「剣が速く、瞬間的なひらめきがある」と舌を巻いた。

 招致の「顔」、リオ照準

 競技を一時離れて携わった五輪招致でも活躍した太田は、一選手の枠を超えた日本の顔だ。

 日本協会の斉田守専務理事は、太田が18歳で出場した04年アテネ五輪の頃のことを覚えている。「右も左も分からなくて、元気が良くて先輩たちにいじられて」。それでも「先を見据えていた。絶対俺はメダリストになるんだというイメージがあったと思う」と、大物ぶりを感じていた。

「今はリオで一区切りだと思っている」

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