決勝戦会場のバンクーバーに到着した佐々木則夫監督=2015年7月2日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州(岡田亮二撮影)【拡大】
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会で、2連覇を狙う日本代表「なでしこジャパン」は5日午後4時(日本時間6日午前8時)からバンクーバーで行われる決勝で米国と対戦する。2日は空路でバンクーバー入りした。
決戦の地に降り立った佐々木監督の表情は、既に気合に満ちていた。「もう残りわずかの期間しかない。しっかりチームワークをもって準備し、米国と戦うだけ」。質問を早めに打ち切り、バスに乗り込んだ。
米国は常に目の前に立ちはだかってきた強敵だ。就任初年の2008年北京五輪では1次リーグと準決勝で対戦し、ともに完敗。その後の親善試合で3連敗を喫したが、11年の前回W杯決勝では延長を終えて2-2と食い下がり、PK勝ちした。12年ロンドン五輪決勝は1-2の惜敗だった。佐々木監督は攻守にわたる連係を突き詰め、パワフルな米国への対抗策を磨いてきた。「臆することなく自分たちのサッカーができれば勝機もある」と自信を示した。