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【サッカー】なでしこ決勝へ 36歳澤、最後のW杯「一丸で戦う」 (1/4ページ)

2015.7.3 07:00

決勝進出を決め、後輩たちを出迎え、抱き合って喜ぶ澤穂希(ほまれ、中央)=2015年7月1日、カナダ・アルバータ州エドモントン(共同)

決勝進出を決め、後輩たちを出迎え、抱き合って喜ぶ澤穂希(ほまれ、中央)=2015年7月1日、カナダ・アルバータ州エドモントン(共同)【拡大】

  • イングランドを破り、決勝進出を決めガッツポーズする佐々木則夫監督=2015年7月1日、カナダ・アルバータ州エドモントン(共同)

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会準決勝で1日、日本代表「なでしこジャパン」がイングランドを破り、前回に続いて決勝に進んだ。W杯6度目の澤穂希(さわ・ほまれ)選手(36)=INAC神戸=らの思いを乗せ、2連覇を狙う戦いはクライマックスを迎える。

 澤にとって、今大会が6度目のW杯だ。準決勝は出場機会がなかったが、ベンチから後輩たちを鼓舞し、決勝の舞台へとたどりついた。「出ていない選手も含め、一丸になって戦う」。日本女子サッカー界のレジェンドがW杯最後の試合に臨む。

 「どうすれば36歳であれだけのプレーをできるのか、不思議」。元女子代表で、クラブチームでも澤選手と苦楽をともにした加藤与恵(ともえ)さん(37)は驚きを隠さない。

 自身は30歳で現役を引退したが、「その時ですら自分の体が『昔とは違う』と感じていた」という。

 若い世代の起用を優先するチームの方針などもあり、昨年5月以降はなでしこジャパンから離れていた澤。不調をささやく声もあったが、加藤さんは「サッカーが楽しいと言っていたし、悲観的な感じはなかった」と話す。今大会も「体に切れがある。体調管理にすごく気を使っているはず」。

竹本一彦さん「大事な場面で点を取るはず。そうやって彼女は『澤ストーリー』を作ってきた」

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