オーストラリア戦のため、エドモントンに到着した宮間あや(中央)らサッカー女子日本代表=2015年6月24日、カナダ・アルバータ州(共同)【拡大】
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会で8強入りした日本代表「なでしこジャパン」は24日、バンクーバーから準々決勝を戦うエドモントンに移動した。27日午後2時(日本時間28日午前5時)からオーストラリアと対戦する。
チームは25日に練習を再開し、佐々木監督は「コンディションを大事にし、しっかりと一丸となる気持ちを持ってやりたい」と語った。
日本は今大会の4試合を全て1点差で4連勝と、勝負強さを見せている。オーストラリアは1次リーグで米国、スウェーデンと同じ最激戦区のD組を2位で通過し、決勝トーナメント1回戦では優勝候補の一角だったブラジルを破った。2011年以降、日本はオーストラリアに対し3勝1分けだ。
26日(日本時間27日)から準々決勝が始まる。今回から参加チームが8つ増えて24となったが、2連覇を狙う日本や米国、ドイツ、フランスなどの強豪は順当に勝ち残り、勢力図を覆す劇的な変化はなかった。