前半、先制ゴールを決めた大儀見優季(おおぎみ・ゆうき)=2015年」6月16日、カナダ・マニトバ州ウィニペグ(ゲッティ=共同)【拡大】
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会第9日は16日、ウィニペグなどで1次リーグ最終戦の4試合が行われ、C組の日本はエクアドルを1-0で退けて3連勝の勝ち点9とし、同組1位で決勝トーナメントに進んだ。
第2戦から先発7人を入れ替えた日本は前半5分に大儀見(おおぎみ、ウォルフスブルク)の今大会初得点で先制。その後の好機は生かせなかった。
決勝トーナメント1回戦は23日(日本時間24日)にバンクーバーで行われ、相手はオランダかタイ、F組3位のいずれかで17日(日本時間18日)に決まる。
力の劣るエクアドル相手に1得点。日本は決勝トーナメントに向け、迫力不足の攻撃に課題を残した。
ただ、1次リーグで全選手を起用した上で3連勝を飾り、佐々木監督は「大会の雰囲気に慣れたと思う。ピッチに触れておくことで、ここという時に使うことができる」と収穫を口にした。