初勝利を喜ぶタイイレブン=2015年6月11日、カナダ・首都オタワ(ゲッティ=共同)【拡大】
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会第5日は11日、オタワなどで1次リーグ4試合が行われ、B組はともに優勝経験があるドイツとノルウェーが1-1で引き分け、1勝1分けの勝ち点4とした。タイは同じ初出場のコートジボワールに3-2で競り勝ち、初勝利。コートジボワールは2連敗となった。A組は開催国カナダがニュージーランドと0-0で引き分け、1勝1分けの勝ち点4とした。中国はオランダに1-0で勝ち、今大会初勝利で両国とも勝ち点3となった。
アジア第5代表のタイが全年代を通じ、国際サッカー連盟(FIFA)主催の世界大会で初の勝ち点3をあげた。歴史的な勝利にスラトンバン監督は「とても幸せ」と感無量の面持ちだった。この日フル出場したサングンは「気負わずにベストを尽くす」と意気込んでいた。1次リーグ最終戦はFIFAランキング1位のドイツに挑む。監督は「世界最高のチームと戦えて光栄」と対戦を心待ちにした。(共同/SANKEI EXPRESS)