オランダ戦に向けた練習で笑顔の岩渕真奈(まな、右)。左は熊谷紗希(さき)=2015年6月19日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー(共同)【拡大】
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会は20日(日本時間21日)、ベスト16による決勝トーナメントの1回戦が始まる。日本代表「なでしこジャパン」は23日(24日)のオランダ戦へ向けて19日、バンクーバーで練習を再開した。
1次リーグC組を3連勝で1位突破し、試合間隔の空いた日本は18日を完全休養とした。
約1時間半の練習は大半を非公開とし、選手によるとボールのつなぎ方や前線での仕掛けを意識して実戦形式のメニューに取り組んだ。公開された冒頭では、主将の宮間(岡山湯郷(ゆのごう))らがストレッチをして体をほぐした。
岩渕とオランダの18歳のFWミーデマは、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)の同僚。22歳の岩渕は「年下には負けたくない」とライバル心を燃やす。
優勝に向け、ここからは負けられない戦いが続く。「自分たちにはプライドもあるし、この大会に懸けている。勝てるように頑張ります」と力を込めた。(共同/SANKEI EXPRESS)