決勝トーナメント1回戦のため、バンクーバー空港に到着した澤穂希(ほまれ、左から3人目)らサッカー女子日本代表=2015年6月17日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー(共同)【拡大】
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会で、1次リーグC組を3戦全勝の1位で通過した日本「なでしこジャパン」(世界ランキング4位)は、23日午後7時(日本時間24日午前11時)からバンクーバーで行われる決勝トーナメント1回戦でA組3位のオランダ(世界12位)と対戦することになった。17日はオタワなどで1次リーグ4試合が行われ、16強が出そろった。F組はフランスがメキシコに大勝し、勝ち点6で1位突破。イングランドは2位、コロンビアは3位で通過した。E組は韓国がスペインを破って2位になり、3連勝の1位ブラジルとともに勝ち進んだ。
決勝トーナメントは20日(日本時間21日)から始まる。日本は優勝候補のドイツ、米国、フランスとは別のゾーンに入り、決勝まで当たらない組み合わせとなった。
日本代表は17日、ウィニペグから決勝トーナメント1回戦の舞台バンクーバーに移動した。オランダ戦に向け、佐々木則夫監督は「いよいよ決勝トーナメント。みんなで準備することに尽きる」と意気込んだ。オランダについては「大柄な選手が多く、スピードやテクニックもある」と警戒した。
16日のエクアドル戦から中6日と間隔が開くため、18日は休養日にして心身のリフレッシュを図る。佐々木監督は「もう一回、気を引き締めて準備する」と話した。(共同/SANKEI EXPRESS)