首都アテネでの議会審議に臨むギリシャのアレクシス・チプラス首相=2015年7月16日、ギリシャ(ロイター=共同)【拡大】
EUの交渉開始決定に先立ち、ギリシャに緊縮策を迫ったドイツでは17日、連邦議会が交渉開始を賛成多数で承認した。開始にはユーロ圏各国の議会承認が必要。
ギリシャ内閣改造では、ラファザニス氏の後任にパノス・スクルレティス労相(53)が就任。新たな労相には行政改革副大臣を務めていたジョルジオス・カトルガロス氏(52)が就く。脱税などの取り締まり強化のため、汚職対策特別委員会も設置した。
地元メディアは「チプラス氏は再建策の遂行が先決問題と考え、大幅な改造は避けた」と報じている。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪強硬派ドイツ 決裂寸前ねじ伏せる≫
財政破綻の瀬戸際にあったギリシャに金融支援再開の道を開いたEUのユーロ圏首脳会議。12日から13日にかけ17時間に及んだ厳しい協議では、ギリシャのユーロ圏離脱の選択肢も提示され、決裂寸前に。最後は強硬派ドイツが穏健派フランスを頼るギリシャをねじ伏せ、決着がついた。内幕を関係者の話や欧州メディアの報道を基に振り返る。