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【野口裕之の軍事情勢】集団的自衛権に反対しイジメに憤慨する矛盾 (1/6ページ)

2015.7.20 06:00

村松亮君がいじめを苦に自殺した問題で、謝罪する中学校の校長(左)ら。いじめは度々国会でも問題になるが、現実から目をそらす観念論が先行する点で集団的自衛権に関する審議に似ている=2015年7月13日、岩手県紫波郡矢巾町(共同)

村松亮君がいじめを苦に自殺した問題で、謝罪する中学校の校長(左)ら。いじめは度々国会でも問題になるが、現実から目をそらす観念論が先行する点で集団的自衛権に関する審議に似ている=2015年7月13日、岩手県紫波郡矢巾町(共同)【拡大】

 岩手県内のJR駅で、中学2年生・村松亮君(13)がいじめを苦に、列車に飛び込み自殺した。「自分の身は自分で守れ」との意見も聴くが、それができれば村松君は命を絶たなかった。毅然とした対処を貫き学校や教師が解決した例は多い一方、イジメ集団は学校・教師が日和見・無能だと分かるといじめを激化させる。村松君は孤立無援に近く、同級生の救いの手の少なさが悲しい。イジメ集団は怖いだろうが、みんなで結束してイジメ集団の暴力に「やめろ」を言い続け、暴力を沈黙させた実例を小欄は身近に知る。

 ケンカを奨励はせぬ。むしろケンカを回避する手段として、同級生の結束が不可欠。いじめは度々国会で問題になるが、現実から目をそらす観念論が先行する点で、進行中の集団的自衛権に関する審議にそっくりだ。国連の無力や民主国家の限界を熟知し、自らの暴力に自信を深める無法国家は軍事侵攻を辞さない。かかる危機に直面する被侵略国の対抗力が万全でない場合、同盟・友好国と協力し合う-これが集団的自衛権の行使である。集団的自衛権と生徒が団結していじめに立ち向かう姿には、共通の合理性が認められる。日教組のセンセイ方が嫌悪する集団的自衛権には、いじめ防止のヒントが隠れている。

孤立無援だった村松亮君

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