東芝は、経営の立て直しへ社外取締役4人と社外専門家だけで構成する「経営刷新委員会」を設置。また、不適切な会計処理の再発防止に向け社外取締役の伊丹敬之(いたみ・ひろゆき)氏(70)=東京理科大学イノベーション研究科教授=が監査委員会委員長に就任する。
取締役会を取り仕切る議長も社外から任用するなどして企業統治(コーポレートガバナンス)を強化する方針だが、会見に同席した室町氏は人選は「全く白紙」と述べるにとどめた。
第三者委の報告書は、東芝の過大計上額(税引き前損益ベース)が2008年度から14年4~12月期まで1518億円に上ると認定。東芝の自主チェック分を加えると計1562億円に上った。
歴代3社長が月例の報告会で「チャレンジ」と称して「利益至上主義」による収益改善目標を達成するよう部下に圧力をかけ、「上司に逆らうことができないという企業風土」があったと指摘した。