サイトマップ RSS

SNS通し若者たちの内面描く 映画「共犯」 チャン・ロンジー監督インタビュー (1/3ページ)

2015.7.24 14:30

「偶然、女性キャストがすごい美人ばかりになってしまいました」とPRするチャン・ロンジー監督=2015年6月4日、東京都新宿区(高橋天地撮影)

「偶然、女性キャストがすごい美人ばかりになってしまいました」とPRするチャン・ロンジー監督=2015年6月4日、東京都新宿区(高橋天地撮影)【拡大】

  • 【メディアトリガーplus(試聴無料)】映画「共犯」(チャン・ロンジー監督)。7月25日(ザジフィルム撮影)。(C)Double_Edge_Entertainment。(C)2014_All_rights_reserved

 青春映画を得意とする台湾のチャン・ロンジー(張榮吉)監督(35)の長編第2作「共犯」は、学園生活を舞台にしたミステリー作品。夢へと突き進む視覚障害のピアニストの青春を描いた前作「光にふれる」とは作風がガラリと変わり、ほとんど面識のなかった高校生3人がそれぞれの思惑から、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス=会員制交流サービス)を駆使して女子高生の自殺の真相に迫っていく-という、いかにも身近にいそうな現代の若者たちの内面に肉薄した。

 孤独な高校生のホアン(ウー・チエンホー=巫建和)は通学途中、同じ学校の女生徒、シャー(ヤオ・アイニン=姚愛●(=密の山が再の旧字体の上の一を取る))の変死体を発見する。偶然、通りかかった不良のイエ(チェン・カイユアン=鄭開元)、優等生のリン(トン・ユィカイ=●(=登におおざと)育凱)と意気投合し、一緒に彼女の死の謎を探ろうとするが…。

 チャン監督は本作でSNSに注視した理由について、「SNSは今の若者たちにとって、もはや日常的なコミュニケーションツールとなってしまいました。私が映画を撮るならば、SNSに注目せずに若者を描けないと考えていました。だから、脚本家にはそう強く主張して、新たにSNSを活用する主人公たちの描写を大幅に脚本に加えていったのです」と説明した。

投稿に神経とがらせ

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ