混合デュエット・テクニカルルーティン予選で入水前にポーズをとる安部篤史(右)、足立夢実(ゆみ)組=2015年7月25日、ロシア連邦・タタールスタン共和国カザニ(共同)【拡大】
水泳の世界選手権第2日は25日、ロシアのカザニで行われ、シンクロナイズドスイミングの新種目、混合デュエットのテクニカルルーティン(TR)予選で安部篤史(トゥリトネス水泳部)足立夢実(ゆみ、国士舘シンクロク)組は81.8724点の5位で26日の決勝に進んだ。6組出場し、地元ロシアのペアが首位に立った。
演技後、混合デュエットの安部は男子シンクロナイズドスイミングの先駆者ビル・メイ(米国)と抱き合うと、涙が止まらなくなった。世界選手権のシンクロで男子が初めて演技した歴史的な日に予選6組中5位。長く日の目を浴びなかった時期を乗り越え、この場に立った感慨とともに、不本意な内容に「何とも言えない感覚。はまらないところがいっぱいあった」とうつむいた。
安部は勢いよくプールに飛び込んでからの演技にさえがなかった。脚技は少しずつずれ、高さにも欠けた。わずか約5カ月の準備期間で、1カ月ほど前に構成を変更するなど試行錯誤をして迎えた大舞台。「まだまだやれることはあると信じている」と、26日のTR決勝で巻き返す気概を見せた。(共同/SANKEI EXPRESS)