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【大相撲】「精いっぱいやった」40歳旭天鵬、土俵に別れ (2/3ページ)

2015.7.28 07:10

花束に囲まれて笑顔を見せる元関脇の旭天鵬(きょくてんほう)=2015年7月27日、愛知県名古屋市中村区の友綱部屋宿舎(共同)

花束に囲まれて笑顔を見せる元関脇の旭天鵬(きょくてんほう)=2015年7月27日、愛知県名古屋市中村区の友綱部屋宿舎(共同)【拡大】

  • 2012年夏場所で、37歳8カ月の史上最年長での初優勝を決め、モンゴル勢力士と記念写真におさまる旭天鵬(きょくてんほう、前列中央)。その左は横綱(当時は大関)日馬富士(はるまふじ)、右は横綱白鵬=2012年5月20日、東京都墨田区・両国国技館(戸加里真司撮影)

 鶴竜は「力士になるきっかけをつくってくれた人。いなかったら自分は相撲も知らなかったし、おかげで今の自分がある」と感謝した。

 12年夏場所では史上最年長初優勝も果たした。「40歳までやれるとは思わなかった。精いっぱいやった」と充実感を漂わせた。40歳まで幕内を務め続けられた裏には、自他ともに認める「稽古場好き」がある。

 「朝、まわしを着けて汗を流す。あの雰囲気が大好きなんだよ」と笑う。朝方まで酒を飲むのは当たり前。それでも午前8時半には何食わぬ顔で四股を踏む。部屋の稽古が終わるまで2、3時間絶えず体を動かす。26歳の弟弟子、旭秀鵬(きょくしゅうほう)は「酒も稽古も付いていけないよ。化け物だね」とあきれるほどだ。

 休場2回、「脱走」も

 現役140場所で、休場はホームシックで“脱走”した新弟子時代の1992年秋場所と禁止されている自動車運転で事故を起こして出場停止となった2007年夏場所だけ。

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