4月には「伝記」公表
オマル師は01年9月の米中枢同時テロを首謀した国際テロ組織アルカーイダの指導者、ウサマ・ビンラディン容疑者=11年5月に米軍が殺害=とも姻戚関係を結ぶなど「二人三脚」の関係にあり、同時テロ後はビンラディン容疑者をかくまったとして米国が行方を追っていた。
国際的な孤立を深めるなか、オマル師は01年10月に始まった米英軍のアフガン攻撃に対して徹底抗戦を呼び掛けたが、タリバンは同年12月に南部カンダハルを撤退し、政権は崩壊した。
オマル師は人前に姿を見せることがほとんどなく、素顔は謎に包まれていた。政権崩壊後は消息を絶ち、隣国のパキスタンに潜伏している可能性や死亡説などさまざまな臆測が流れた。
今年4月には「伝記」を公表して健在ぶりをアピールしたほか、今月15日にもオマル師の名前で声明を発表したばかりだった。(共同/SANKEI EXPRESS)