御文庫付属室は昭和天皇の住まいの御文庫に付属する防空施設として開戦前夜の41年9月に完成。鉄筋コンクリート造りの約630平方メートルで会議室、事務室などからなる。一般に防空壕(ごう)と呼ばれるが、標高36メートルの地主山(じしゅやま)の一部を崩して建造し、土が盛られており、実際は地上1階にあたる。
宮内庁が皇室用財産として手つかずのまま管理。内部は腐食が進んだ。皇太子さまと秋篠宮さまは7月に中を視察された。宮内庁は「歴史的資産として今後も原則、手を加えずに管理していく」としている。
≪反乱軍から逃れ国民へ≫
玉音放送は、録音原盤が反乱軍に奪取されそうになる危機を乗り越え、国民のもとに届けられた。放送に使われた原盤正本は戦後70年にわたり、皇居内の施設を転々としながら厳重に保管されており、初公開にあたっては想定外の発見もあった。