交渉参加12カ国の閣僚らと共同記者会見するマイケル・フロマン米通商代表(右)。左は甘利明(あまり・あきら)TPP(環太平洋経済的連携協定)担当相=2015年7月31日、米ハワイ州ラハイナ(共同)【拡大】
Q 重要5項目以外の品目は
A 原則として関税をなくす方向です。ワインの関税は7年かけてゼロに引き下げられる見通しです。鶏肉や水産物の関税も撤廃に向け調整しています。
Q 日本にとって攻めの分野である自動車部品の輸出は
A 日米協議で日本は、自動車部品の関税をすぐに撤廃するよう求めています。対象品目などをめぐり最終調整が続いています。
Q 今回の会合で固まった内容は、次回会合でも引き継がれるのですか
A 基本的には、各国はこれを基に交渉することになります。(共同/SANKEI EXPRESS)