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11億円流用の疑い 一部は家賃に 業務上横領 マウントゴックス代表再逮捕へ (4/4ページ)

2015.8.3 07:00

送検のため、ビットコイン取引所運営会社の代表のマルク・カルプレス容疑者を乗せて万世橋警察署を出る警察車両=2015年8月2日、東京都千代田区(早坂洋祐撮影)

送検のため、ビットコイン取引所運営会社の代表のマルク・カルプレス容疑者を乗せて万世橋警察署を出る警察車両=2015年8月2日、東京都千代田区(早坂洋祐撮影)【拡大】

  • ビットコイン取引所運営会社「MTGOX」(破産手続き中)代表のマルク・カルプレス容疑者(共同)

 「マウントゴックスは世界でほぼ唯一の取引所だった」と投資家のロジャー・バー氏(36)は指摘する。一方で、こうも言う。「唯一であるが故に、世界最悪の取引所ともいえた」

 本間氏は「今回の事件は、BTCまで破綻したと多くの日本人の誤解を招き、日本でのBTCビジネスの遅れにもつながっている」と話す。

 異例の破産手続き

 いま、マウントゴックスをめぐっては異例の破産手続きが進んでいる。

 「4月22日 第3回債権者集会配付資料」「7月23日 債権者が変動した場合について」…。マウントゴックスのホームページには、債権者への通知が英文と日本語でずらりと並ぶ。その最上段をクリックすると、ネット上で債権者の届け出ができるシステムが作動する。世界中に散らばった債権者の情報を得るため、管財人側は、BTC事業なども手がけるIT関連会社と契約して独自に構築した。

 債権者が確定しても、返済方法は未定だ。債権者の多くはBTCでの返済を望んでいるが、世界的にもBTCでの破産手続きは先例がない。

 「現金とBTCをどのように分けて返済するか。暗号の管理が必要な差し押さえはどうすればいいか。課題は山積みだ」。破産手続きに詳しい三平聡史弁護士はこう指摘した。(SANKEI EXPRESS

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