アップルの創業者兼会長だったスティーブ・ジョブズ氏の銅像。この天才の知能と資産をもってしても、膵臓がんには勝てなかった=2015年7月17日、イラン・首都テヘラン(AP)【拡大】
そこでチームはこの3種類のタンパク質を検知することで、90%以上の確率で膵臓がんの早期発見に成功したという。
感知しやすく安価
研究チームを率いる英ロンドン大学クイーン・メアリーのバーツがん研究所で、がんのゲノム解析などに従事しているタチアナ・ツノゴラ・ジューツーイ博士は英紙デーリー・メール(電子版)などに「この方法だと(膵臓がんの)感知度が非常に高いうえ、簡単かつ安価に使用できる」などと利点を強調したうえで「数年以内に臨床試験が始まることを期待したい」と語った。
また、膵臓がん研究基金の創設者兼最高経営責任者(CEO)のマギー・ブランク氏も英紙ガーディアン(電子版)に「膵臓がんの早期診断テストとして、より積極採用されることを望みたい」と喜びを語るとともに、この診断法の可能性に大きな期待を寄せた。