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中国権力闘争の非情 親族、側近も皆連座 (2/4ページ)

2015.8.7 09:00

周永康氏の秘書だった周本順・河北省党委書記。周永康氏の失脚後1年、習近平政権への忠誠を誓い続けたが、とうとう連行、拘束された=2015年3月、中国・首都北京市(ロイター)

周永康氏の秘書だった周本順・河北省党委書記。周永康氏の失脚後1年、習近平政権への忠誠を誓い続けたが、とうとう連行、拘束された=2015年3月、中国・首都北京市(ロイター)【拡大】

  • 胡錦濤(こ・きんとう)前国家主席の再側近で、大物政治家だった令計画氏=2015年6月12日、中国・首都北京市(ロイター)

 習氏に忠誠誓い続けるも…

 周本順氏はある意味で、「巣が落ちて壊れた卵」の一つといえる。周永康氏が失脚した昨年、その親族、元部下ら300人以上が捕まり、要職にあった歴代の秘書が次々と逮捕された。しかし、河北省党委書記という河北省トップの重要ポストにいた周本順氏だけがなぜか無事だった。「周永康氏を裏切って、悪事をすべて現指導部に報告したから許された」という噂も一時出回った。

 周本順氏はその後、さまざまな場面で習近平政権へ忠誠を誓い続けた。習近平国家主席(62)が最もよく口にするスローガン「中国の夢」をテーマに、河北省秦皇島市内で高さ21メートルの純銅製の碑と記念公園「円夢園」(夢の叶(かな)う公園)を設立したほか、習氏の談話精神を研究する学術機関を河北省で全国で初めて発足させた。部下への講話も習路線への服従ぶりを強調するものばかりだった。

 しかし、そうした努力も空しく、周永康氏失脚のちょうど1年後、周本順氏も連行された。世の中の厳しさへの理解について、周本順氏は、孔融の2人の幼い子供に及ばなかったようだ。

令兄弟の悲劇

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