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中国権力闘争の非情 親族、側近も皆連座 (4/4ページ)

2015.8.7 09:00

周永康氏の秘書だった周本順・河北省党委書記。周永康氏の失脚後1年、習近平政権への忠誠を誓い続けたが、とうとう連行、拘束された=2015年3月、中国・首都北京市(ロイター)

周永康氏の秘書だった周本順・河北省党委書記。周永康氏の失脚後1年、習近平政権への忠誠を誓い続けたが、とうとう連行、拘束された=2015年3月、中国・首都北京市(ロイター)【拡大】

  • 胡錦濤(こ・きんとう)前国家主席の再側近で、大物政治家だった令計画氏=2015年6月12日、中国・首都北京市(ロイター)

 米は引き渡しに応じるか

 しかし、計画氏の拘束に伴い、国内にいた妻や兄弟など親族はほとんど捕まった。新華社記者出身の一番下の弟、完成氏だけが米国に逃れ、現在は米カリフォルニア州で妻と暮らしている。保身のために中国から現指導部の機密情報を多く持ち出したとされる。米紙ニューヨーク・タイムズによれば、中国政府は完成氏の身柄の引き渡しを求めているが、米政府は今のところ応じていないという。

 9月に米国を訪問する予定の習近平国家主席が、米国との交渉で、完成氏を中国に連れて帰れるかどうかは今回の米中外交の大きな見どころだといわれている。

 共産党関係者によれば、計画氏の父親、狐野氏は今年3月に死去した。子供たちが次々と拘束されたショックが原因だといわれた。それを聞いた拘束中の計画氏は精神的に不安定な状態に陥り、「自分のせいでみんなに迷惑をかけた」などと泣いて家族の名前を次々と叫び、取り調べがなかなか進まない状況だという。(中国総局 矢板明夫(やいた・あきお)/ SANKEI EXPRESS

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