男子200メートルバタフライの決勝レース後、ガックリと電光掲示板を見つめる瀬戸大也(だいや)=2015年8月5日、ロシア連邦・タタールスタン共和国カザニ(森田達也撮影)【拡大】
「とにかく決勝へ」と自らを奮い立たせて臨んだ約50分後の200メートル個人メドレー準決勝では、さらに悲惨な結果が待っていた。4泳法ともいつもの躍動感がなく、自己記録から3秒以上遅れてゴール。2組7着の表示に「ああ、これ終わったな」と小さく天を仰いだ。
前日から得意のバタフライで腕のかきとキックのタイミングが狂っていたという。修正を図り、ウオーミングアップの感触は良かったそうだが「レースで波に乗れない。正直、怖い」と漏らした。それでも、まだはきはきとした口調で、顔つきにも悲壮感はない。「崖っぷちだけど、最後は笑って終わる」と、2連覇が懸かる9日の400メートル個人メドレーに全てをぶつける。(共同/ SANKEI EXPRESS)