八回、本塁打を放った広島・松山竜平=2015年8月8日、東京都文京区・東京ドーム(塩浦孝明撮影)【拡大】
「ボールを後ろから見ることができている」と好調の要因を表現する。一時はボール球を打ってしまっていたが、練習から球を両目で見る意識を強く持ち、調子を取り戻した。新井打撃コーチも「ボール球に手を出して凡退していたが、きょうはストライクを打った」と評価した。
左投手相手の日は先発を外れることが多い。先発出場と代打出場とが日ごとに変わる立場だが「気持ちは同じ。任されたところでやるだけ。代打でも、その日の1打席目だと思ってやっているので」。精神面での波をなくし、好結果につなげた。(SANKEI EXPRESS)