カサノバ社長は会見で、「ビジネス回復のためには必要なことは何でもやる」と述べ、反転攻勢への決意を強調した。
既存店売上高は7月まで18カ月連続でマイナスが続いており、客足の戻りは鈍い。カサノバ社長は「ブランドには回復の傾向が見られる」とし、8月はプラスに転じるとの見通しを示した。
もっとも、使用期限切れ鶏肉問題の影響で昨年8月以降は、2桁の減少が続いており、今年8月以降はプラス転換へのハードルも低くなっている。それだけに、「どれだけ増収基調を維持できるか」(アナリスト)が焦点となる。
大胆な店舗改装とともに、業績回復に向けた“起爆剤”と位置付けるのが「魅力的なメニューの提供」(カサノバ社長)だ。売り上げ減少は、画一的なメニューやサービスが客に飽きられたことも原因と指摘されている。08年に本格販売を始めた「クォーターパウンダー」が通常の2.5倍のビーフパティを使って人気を集めた後、ヒット商品不在の状況が続く。