70年談話の発表後、記者会見で発言する安倍晋三(しんぞう)首相=2015年8月14日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)【拡大】
≪「過去形謝罪」 韓国も否定的報道≫
韓国の聯合ニュースは14日、臨時閣議終了直後の午後5時半に「戦後70年談話を閣議決定」と速報、極めて高い関心を示した。聯合ニュースは、談話の中の「(わが国は)繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました」とのくだりなどを取り上げ、「安倍談話“過去形謝罪”」との見出しで否定的に報道。「安倍晋三首相は談話で植民地支配と侵略に触れたものの、これらについて日本の行動と明示しなかった」とも不満を示した。
さらに談話は、村山談話の4つのキーワード(植民地支配、侵略、お詫び、反省)のすべてに言及しているとした上で、「実際の内容は村山談話の歴史認識から大幅に後退したと評価される見通しだ」とした。
一方、与党セヌリ党の報道官は14日、「反省とお詫びなどに言及した点では意味のある談話だ」と評価した。
談話を受け、朴槿恵(パク・クネ)大統領(63)が日本支配からの解放70周年を祝う15日の演説で日韓関係についてどのように言及するかが注目される。(ソウル 藤本欣也/SANKEI EXPRESS)