丸焦げになった自動車が並ぶ輸出サイトを捜索する消防隊員=2015年8月14日、中国・天津市(ロイター)【拡大】
日本の国土交通省によると、2013年の天津港のコンテナ取扱量は、東京、横浜、名古屋、神戸の4港の合計に匹敵する。「8月は、コンテナ取引が盛んな時期」(業界関係者)ともいわれ、貿易への影響は必至だ。
中国は、7月の輸出と輸入を合わせた貿易総額が前年同月比8.2%減と、5カ月連続で前年同月を下回った。経済減速の大きな要因となっており、輸出入の回復が大きな課題になっている。
習指導部は4月、国家戦略として天津など3都市を上海に続く自由貿易区に指定したばかり。貿易や金融の規制を緩和し「改革・開放の先兵となる」(政府高官)ことで、外資を含めた先端企業を誘致する狙いだった。
戦略は続けるとみられるが、信頼回復に向け、徹底した事故原因究明と厳格な再発防止策が求められる。(共同/SANKEI EXPRESS)