お盆が明けて立秋も過ぎました。
今年は35度以上の気温が続き猛暑でしたが、朝晩の空気にすぅーとした気配がしたら、もう秋の始まりですね。
「菊の節句」ともいわれる「重陽」。起源は、ほかの節句と同様、古来中国に遡(さかのぼ)りいつしか日本に伝わったもの。9月9日にあたり、菊に長寿を祈る日です。中国では奇数は縁起のよい陽の数とされ陽(奇数)が重なる日、そして、奇数の中でも一番大きな数字という意味で重陽といわれています。
邪気を払う
日本では奈良時代から宮中や寺院で菊を観賞する宴が行われています。現在でも京都の上賀茂神社では、無病息災を祈る重陽の節会が、長い歴史の中で行われています。
9月9日には、境内細殿前の土俵の左右から、弓矢を手にした2人の刀弥(とね)が横とびしながら2つの立砂の前へと現れ、「カーカーカー」「コーコーコー」と 烏の鳴きまねをした後、近所の子供が相撲を行う烏相撲(からすすもう)や、「菊の被綿(きせわた)」の神事がとりおこなわれます。