じめじめした陽気、梅雨明けが待ちどおしいこの頃。目に爽やかで太陽を感じさせるアレンジで気分を一新するのはいかがでしょうか。
メーンに使うひまわりはまさに夏を代表する花! 「向日葵」の学名はHelianthus annuus、キク科の花で一年草です。「日回り」とも「ニチリンソウ(日輪草)」とも「ヒグルマ(日車)」とも呼ばれていますが、ひまわりの語源は「日廻り」、つまり日を追って回る花という意味だそうです。
実際に若い茎や、咲き始めの花は太陽を追って回ります。しかし、花がよく開いた後は動かなくなり、多くの花は東向きに咲きます。
成長すれば3メートル近くにもなるひまわり。ソフィア・ローレンが主演の名画「ひまわり」の有名なシーンにもあるように、大人の背丈ほどあるひまわりの大群が東向きに咲いている様子は圧巻です。
ひまわり 個性的な新種登場
種類も花弁の色、八重咲きのもの、枝分かれして小さい花が咲くものなどいろいろあります。菊やカーネーションと同じように、かつては平凡な花と思われていました。でも品種改良によって、絞りの菊や紫のカーネーションなどが生まれたように、ひまわりも数々の新種の登場によって、「おしゃれな花」というイメージに変わってきています。