私が好きなのは花弁の長さが異なる八重咲きのひまわり「ゴーギャン」や、暗褐色ブラウンの花びらをもつ「ココア」、ライム色の花びらの「セーラームーン」などの変わり品種です。こういった個性的なひまわりは一輪挿しにあしらうだけでも十分に絵になります。
ひまわりは夏の季語でもあり、短歌や和歌、俳句にも詠まれていますが、女性解放運動の先駆者であった友人、平塚らいてうの影響をうけ、当時の男尊女卑に物申した与謝野晶子らしい、りんとした感性の以下の一句が好きです。
「髪に挿せば
かくやくと射る 夏の日や
王者の花の こがねひぐるま」
(ひぐるま=ひまわり)