だが80年代に入りトムソンは、イタリアのカジュアルブームに席巻されて消滅する。「40周年を機に『幻のコッパン』を復活させたい」と企画。商標権を持つ米企業を探し出して交渉し製造の許可を得た。
復刻に当たっては当時の機能を再現しつつ、現代的なシルエットを構築した。腰回りをスリムにしたノープリーツ仕様で、ポケットはおしゃれなフラップ(カバー)付き。縫製は国内有数の工場に依頼した着心地のよいアイテムだという。今年の秋冬はウール素材で展開する。「懐かしいと感じる中高年層のお客さまにも、新しくてカッコイイと感じる若いお客さまにも試してほしい逸品」とスタッフは胸を張る。
トムソンと同じく復刻したのが1929年創業の米シャツブランドSERO(セロ)。97年に消滅したが2010年に復活。SHIPSは今季、70年当時のネームタグを復刻した特注モデルを発売する。