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消失の危機 ユグル族の文化守りたい 映画「僕たちの家に帰ろう」 リー・ルイジュン監督インタビュー (2/5ページ)

2015.8.28 14:00

ユグル族に関する複雑な気持ちを吐露した李睿●(=王へんに君、リー・ルイジュン)監督=2015年8月24日、東京都渋谷区(高橋天地撮影)

ユグル族に関する複雑な気持ちを吐露した李睿●(=王へんに君、リー・ルイジュン)監督=2015年8月24日、東京都渋谷区(高橋天地撮影)【拡大】

  • 【メディアトリガーplus(試聴無料)】映画「僕たちの家に帰ろう」(リー・ルイジュン監督)。8月29日公開(マジックアワー撮影)。(C)2014_LAUREL_FILMS_COMPANY_LIMITED

 固有の言語をマスター

 李監督は甘粛省張掖市の小さな街で育った。幼少時、印象的だったのは、ラクダを連れた遊牧民のユグル族たちの姿だった。草原で暮らす彼らは何時間もかけて街へと歩いてきて、日用品を購入すると、また草原へと戻っていく。「電柱につながれたユグル族のラクダを見かけると、飼い主の目を盗んではよく乗っかって遊び、ラクダに蹴られたり、体中をよだれまみれにされてしまいましたよ」。長じて映画監督となった李監督は、あと10年もすればユグル族の文化が完全に消失してしまう危機的な状況にあることを知って愕然(がくぜん)とする。「世界の人々に彼らの存在を知ってほしかったし、彼らの文化を守りたかったのです」。李監督は本作の映画化を急いだ。

 《ユグル族の兄弟、バーテルとアディカーは、放牧を生きる糧とする両親とはそれぞれ別に暮らしていた。兄のバーテルは、祖父母と一緒に住んでおり、小学校の寮で暮らすアディカーに対して「親の愛情を奪われた」と嫉妬の炎を燃やしている。一方、アディカーも「僕が着る洋服は兄のお下がりばかり…」と、父親に不満を爆発させていた。夏休みを迎えたバーテルとアディカーは、自分たちを引き取りにくるはずの父親が一向に姿を見せないため、ラクダを連れて両親探しの旅に出る》

「発話された音声に相当する漢字をうまく当てはめて文章化もしました。音写です」

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