パキスタン北部フンザにある「ハセガワ・メモリアル・パブリック・スクール」の生徒ら=2015年8月10日(共同)【拡大】
「教育こそが貧困を克服する唯一の手段だった」と、フンザの歴史に詳しい歴史施設館長のシェルバズ・カリーム氏。南部カラチなどの大都市や英国、米国で学んだ住民が教師としてフンザに戻り、次世代を育てるサイクルが地域の教育を支えているという。
フンザには、女性の教育を優先すべきだと考えるパキスタン少数派のシーア派分派イスマイル派の信者が多い。教育は母から子へ受け継がれるとの考えが根付いており、アリさんのクラスでも多数派は女子生徒だ。
カリーム氏は「フンザが示すのはパキスタンが持つもう一つの顔。世界に向けた模範でもある」と胸を張った。(共同/SANKEI EXPRESS)