仏大統領「責任を痛感」
アイランちゃんの遺体が漂着した写真が世界中で報じられたことを受けて、フランスのフランソワ・オランド大統領(61)は3日、「責任を痛感した。人道上の責任として、欧州はできる限りの数の難民を公平に受け入れるべきだ」と語り、「難民受け入れのための恒常的、義務的なメカニズム」をドイツのアンゲラ・メルケル首相(61)と連名文書でEUに提案したことを明らかにした。フランスは6月のEU首脳会議で、ドイツなどが求めた難民受け入れの割当制に反対の立場を取っており、事実上の政策転換を表明した形だ。
米国務省のマーク・トナー副報道官は3日の記者会見で、「胸が張り裂けるような写真だ。われわれは衝撃を受けている」と語った。
「今や、難民問題はEUにとって、ユーロの安定よりも大きく困難な問題だ」。難民が最も入国を望み、そのほぼ4割を受け入れているドイツのメルケル首相は先月、こう語っている。
英紙インディペンデントは3日、「この衝撃的な写真が欧州の難民に対する態度を変えないとしたら、一体、何が変えられるのか?」と問いかけた。(SANKEI EXPRESS)