ペイリン氏は「ブッシュ氏のスペイン語が有利な材料になっていることは認めるけれど、私はヒスパニックの移民の方々に申し上げたい。米国にとどまりたいのなら『米語』を話しなさいと。言語は国家統合の重要な要素だ」と答えた。英語(イングリッシュ)とは言わずに米語(アメリカン)と表現したあたりに、保守派を強く意識した痕跡がうかがえた。
エネ長官か副大統領か
さらに司会者が、トランプ氏がもし大統領になったらペイリン氏に閣僚ポストを用意すると示唆したことに触れると、前置きなしで単刀直入に「私はエネルギー省についていろいろ考えている。エネルギーは自分にとって赤ん坊みたいなもの。エネルギーを熟知し、開発に責任の持てる人物が主導するのは素晴らしいこと」とまくし立て、エネルギー長官を熱望した。
ペイリン氏は3日にケーブルテレビの番組に出演した際にも「事実を述べているだけなのに腫れ物扱いされている」と、ここ数年互いに賞賛を繰り返しているトランプ氏を擁護。「党内は男女を問わず人材が豊富なので…」と断りながらも、「副大統領候補になるためのドアだけは常にオープンにしておく」と語り、もしトランプ氏が共和党候補に指名され、ペイリン氏を副大統領候補に選べば受ける考えを明らかにしている。