デラウェア州議事堂で行われた長男、ボー氏の追悼式典で、目を閉じて天を仰ぐジョー・バイデン副大統領(中央)。ボー氏も望んでいたとされる大統領選への出馬があるのか、バイデン氏の決断に注目が集まっている=2015年6月4日、米デラウェア州ドーバー(AP)【拡大】
来年11月の米大統領選でヒラリー・クリントン前国務長官(67)に代わる有力候補がいない民主党は、一点張りのリスクを抱え続けている。大きなスキャンダルでも飛び出そうものなら、すっからかんになってしまうからだ。そこで新たな選択肢に「失言王」として有名なジョー・バイデン副大統領(72)が浮上している。
枕詞は「ギャフ・マシン」
「ギャフ・マシン(失言製造機)として知られる…」。CNNテレビなど米主要メディアが伝えるバイデン氏の枕詞(まくらことば)だ。共和党の候補指名争いで気を吐いている不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)がマイノリティー(少数派)や他候補に対する侮辱を繰り返す「暴言王」とすれば、バイデン氏の経歴を彩るのは失言の数々だ。
昨年10月には米国とともにイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」と戦う有志連合諸国を名指しして、地域の過激組織を支援していると発言。外交問題に発展した。