昨年9月に米俳優、ジョージ・クルーニーさん(54)と結婚したレバノン系英国人の人権派弁護士、アマル・クルーニーさん(37)が、世界を股に掛け八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍を見せている。8月末にはエジプトで虚偽報道などの罪に問われた衛星テレビ局アルジャジーラの記者への判決に立ち会って弁護活動を行い、現在はインド洋に浮かぶ島嶼(とうしょ)国モルディブへ赴き、反テロ法違反で逮捕・収監されている元大統領の即時釈放を求めて当局者と交渉中だ。有名人の妻であることも武器に戦うさまは「スーパー妻」と呼ぶにふさわしく、その美貌と抜群のファッションセンスとともに世界中から注目を集めている。
「外交的戦略も駆使」
7日、新婚旅行の名所として有名なモルディブの首都マレの空港に到着すると、クルーニーさんは群がる記者に囲まれ、急遽(きゅうきょ)、記者会見を設定。「この国の政治は、逆行してしまっている。せっかく、民主的政府が誕生したというのに、現在は独裁と専横が再びはびこっている」と言い切った。