モルディブでは2008年、30年続いたマウムーン・ガユーム元大統領(77)の独裁が幕を閉じ、民主的選挙でモハメド・ナシード大統領(48)が誕生。しかし、13年の大統領選でガユーム派の現在のアブドラ・ヤミーン大統領(56)に敗れ、「政治的報復」(クルーニーさん)によって今年2月に逮捕された。3月に1審で懲役13年の判決を受けると、ナシード氏はクルーニーさんに弁護を依頼。クルーニーさんの弁護団加盟で裁判への国際的注目度が高まると、圧力を感じた当局は自宅軟禁に減刑したが、8月に再び刑務所に収監されたため、クルーニーさんが乗り込んで直談判することになった。
今週いっぱいモルディブに滞在し、ナシード氏とも面会するというクルーニーさんはメディアに「法律だけでなく、外交的戦略も駆使して、必ず釈放を勝ち取る。国連の『恣意的拘禁に関する作業部会』にも問題提起してある」と自信ありげに語った。