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【司法試験問題漏洩】教え子に漏洩 明大院教授を告発 「女性びいき」 情湧く出題者の指導 (3/4ページ)

2015.9.9 08:00

司法試験の合格者が発表され、自分の番号を探す受験者ら=2015年9月8日午後、大阪市福島区(寺口純平撮影)

司法試験の合格者が発表され、自分の番号を探す受験者ら=2015年9月8日午後、大阪市福島区(寺口純平撮影)【拡大】

  • 明治大学法科大学院の青柳幸一(あおやぎ・こういち)教授(明治大のパンフレットから、共同)

 別の明大の男性(22)は「授業で『平等』をテーマに教えているのに」と怒りをあらわにした。司法試験では、青柳教授の主張通りに回答しないと評価されないといわれていたといい、学生の間では、そのプライドの高さを貴族に例え、名前の「青」の文字から「ブルー卿(きょう)」とも呼ばれていた。明大卒の男性(26)は「司法試験の受験者で知らない人はいない。試験対策のために著書を買う人もいる」と語った。

 試験の出題者と受験生の指導者が同じであることの問題は以前から指摘されてきたが、法務省幹部は「最先端の学術研究者である法科大学院の教員は、問題づくりから外せない」と説明する。日本弁護士連合会も「法科大学院の教育にふさわしい司法試験にするためには教員が関与する意義を無視できない」と位置づける。しかし、2007年には、考査委員だった慶大法科大学院の教授が試験前、答案練習会を開いて実際の問題に類似した論点を学生に説明したことが発覚し、考査委員を解任された。

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