サイトマップ RSS

「言論の自由」では済ませられぬ神戸事件手記 渡辺武達 (1/4ページ)

2015.7.8 08:30

書店に並ぶ、神戸連続児童殺傷事件の加害男性の手記「絶歌」=2015年7月3日、兵庫県神戸市中央区(頼光和弘撮影)

書店に並ぶ、神戸連続児童殺傷事件の加害男性の手記「絶歌」=2015年7月3日、兵庫県神戸市中央区(頼光和弘撮影)【拡大】

 【メディアと社会】

 今、日本のメディアは「言論・表現の自由」に関し、2つの問題を大きく取り上げている。1つは、6月25日に開催された、安倍晋三首相に近い自民党若手国会議員が組織した「文化芸術懇話会」の初会合で、大西英男衆院議員が「マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなることが一番」と発言した報道機関への圧力問題。もう1つは、1997年に起きた神戸少年連続殺傷事件の加害男性である元少年Aの手記『絶歌』の出版についてである。

 最低の部類で後味悪い本

 文化芸術懇話の設立趣意意書には、芸術家らとの意見交換を通じ「心を打つ『政策芸術』を立案し、実行する知恵と力を習得すること」が目的とある。

 中西議員の発言は異なる意見を認めないということであり、憲法21条「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。検閲は、これをしてはならない…」と、憲法99条「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う」とを併せ考えでも論外である。

後味の悪い本

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ