【ラグビー】Ｗ杯開幕　初戦の南アにセットプレー通用するか (1/2ページ)

　ラグビーの世界一を決めるワールドカップ（Ｗ杯）イングランド大会は１８日夜（日本時間１９日未明）、ロンドン郊外のトゥイッケナム競技場で開幕する。開会式に続いて行われる１次リーグＡ組初戦では地元イングランドがフィジーと対戦。８強入りを目指して１９日（日本時間２０日未明）の南アフリカ戦に挑む日本は、１８日は試合会場で前日練習を行う。

　大会には２０カ国・地域が出場し、４組に分かれた１次リーグの各組上位２チームが準々決勝に進む。日本は南アフリカ戦後、２３日にスコットランド、１０月３日にサモア、１１日（日本時間１２日未明）に米国と顔を合わせる。

　過去５度のＷ杯で優勝２度の南アフリカに、７大会で通算１勝の日本が初挑戦する。南アフリカは先発１５人の総キャップ数が大会史上最多の８８０で、日本より約３００も多い。大舞台での戦い方を熟知する強豪には、スクラム、ラインアウトなどセットプレーが通用するかどうかが鍵となる。

「ビースト（野獣）」の異名を持つムタワリラ