練習に力が入るラグビー日本代表の田中史朗=2015年9月17日、英イースト・サセックス州ブライトンのブライトン・カレッジ(山田俊介撮影)【拡大】
日本はフランス、イングランドからスクラムとラインアウトの専門コーチを呼び重点的に強化してきた。だが、「ビースト(野獣)」の異名を持つプロップのムタワリラ、身長200センチ以上のマットフィールドとデヤーヘルの両ロックなど、パワーとサイズを兼ね備えたFWは脅威。スクラム、ラインアウトで後手に回るようだと厳しい展開は避けられない。
SH田中を起点とした速いテンポのラグビーに持ち込むためには、プロップ畠山やロック大野など運動量豊富なFWがボール争奪戦に絡み続ける献身的な働きも要求される。(共同/SANKEI EXPRESS)