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「キューバと和解 あなたのため」米に迫った法王 両国歴訪へ (2/3ページ)

2015.9.20 07:00

キューバと米国訪問のため、首都ローマの空港を出発するローマ法王フランシスコ(中央)=2015年9月19日、イタリア・フィウミチーノ市(ロイター)

キューバと米国訪問のため、首都ローマの空港を出発するローマ法王フランシスコ(中央)=2015年9月19日、イタリア・フィウミチーノ市(ロイター)【拡大】

  • バラク・オバマ米大統領=2015年9月18日、米国・首都ワシントン(ロイター)
  • キューバのラウル・カストロ国家評議会議長(左)とローマ法王フランシスコ=2015年5月10日、バチカン(AP)

 両国の水面下の交渉が始まったのは、法王が就任してから3カ月後の13年6月。08年に就任したラウル・カストロ国家評議会議長(84)は、経済再建のため米国との「文明的な」(オルテガ氏)関係を望んでいた。

 一方「敵との対話」を掲げるオバマ氏も、外交上の「レガシー(遺産)」を残したい思惑があったとされる。

 影響力回復の思惑

 法王はバチカンでオバマ氏に「中南米諸国は団結して(米国によるキューバへの)経済制裁を拒絶している。もしここで解決しなければ、米国と中南米の距離は縮まらない」と畳み掛けたという。オバマ氏は最終的に歩み寄りを決めた。

 冷戦期に米政府は、1959年のキューバ革命に続く社会主義政権の誕生を阻止しようと、中南米諸国に露骨に介入。法王の母国、アルゼンチンでは、軍事政権が左翼勢力を厳しく弾圧した。

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