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【プロ野球】勝負弱さ…トラ痛い連敗

2015.9.20 05:50

四回、DeNA・荒波翔(あらなみ・しょう)に適時三塁打を許す阪神・能見(のうみ)篤史=2015年9月19日、神奈川県横浜市中区の横浜スタジアム(白鳥恵撮影)

四回、DeNA・荒波翔(あらなみ・しょう)に適時三塁打を許す阪神・能見(のうみ)篤史=2015年9月19日、神奈川県横浜市中区の横浜スタジアム(白鳥恵撮影)【拡大】

 プロ野球は19日、セ・パ両リーグで6試合が行われた。デーゲームのDeNA-阪神はDeNAが7-5で競り勝った。

 勝負弱さを露呈した阪神は、低調だった打線が11安打で5点を奪ったが投手陣が崩れ、下位相手に2日続けて接戦を落とした。和田監督は「(投打が)かみ合わなかった」と悔しさをにじませた。

 誤算だったのは先発の能見だ。序盤に援護をもらいながら、3-1の三回に1死一、二塁から筒香(つつごう)に逆転3ランを浴びた。球の走りが悪く、内角いっぱいへの直球を右越えに運ばれ「いいコースを打たれたのが多かった」と首をかしげた。

 打線は失点直後に点を奪い返す粘りを見せたが、救援陣も踏ん張れない。六回には2死一、二塁から4番手の島本が連続四球で押し出し。八回は福原が嶺井にソロを浴び勝機を逸した。

 勝負の12連戦は取りこぼしての連敗スタート。指揮官は「落としていい試合はない」と痛い黒星であることを否定しなかった。(SANKEI EXPRESS

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